石井忍 プロ石井忍 プロ(写真左)Ishi Shinobu

1974年生まれ、千葉県出身
ACE GOLF CLUB主宰

日本大学ゴルフを経て、1998年プロ転向。その後、プロコーチとして手腕を発揮し多くの男女ツアープロを指導。その一方で学生やアマチュアのレッスンにも幅広く取り組み、特にショートゲームの理論が高く評価されている。

矢野東 プロ矢野東 プロ(写真右)Yano Azuma

1977年生まれ、群馬県出身
FIVE ELEMENTS CTO

日本大学ゴルフを経て、2000年プロ転向。02年にアサヒ緑健よみうりメモリアルオープンでツアー初優勝、08年には10試合連続トップ10入りやANAオープン、BSオープンで優勝し賞金ランキング2位に輝いている。

挑戦こそゴルフの魅力

チーム戦でしか味わえない緊張感と楽しさがある諦めない気持ちがゴルフ技術を向上させる

日本クラブチームゴルフ選手権の魅力を教えて下さい

石井

僕らのように高校や大学のゴルフ部を経験していない方々は、ゴルフでチーム戦って経験があまりないんじゃないんかな?チーム戦って個人戦とは違う魅力があるんですよね。

矢野

石井さんと自分は日本大学で団体戦を経験しましたが、プロになってからは団体戦がないのでアマチュアの方々が羨ましいですね。しかも、クラブチーム選手権は同じ職場やゴルフ場メンバーで好きな仲間と出場できるのが良いですね。

チーム戦ならではの魅力とは?

矢野

チームスポーツというとユニフォームですよね!
野球やサッカーのようにゴルフも仲間で同じユニフォームを着ることで一体感がうまれ、試合に臨むテンションが上がる要因のひとつです。クラブチームも全国決勝はテレビ中継もあるし皆さん同じポロシャツ着てプレーされていますね。

石井

チーム戦は自分だけじゃないチームのためにって気持ちでプレーするから、諦められないし責任感を感じながらプレーしなければならないです。それがプレッシャーでもありますが、目標を達成したときの喜びにもつながりますね。

「4人で出場するから喜びも4倍になる」
〜石井忍〜

石井忍

団体戦ならではのプレッシャーも選手の皆さんは楽しんでますか?

矢野

4人のチーム戦だから「諦めない」って思いながらプレーしますね。
自分の試合なら途中で調子が悪かったり、ミスが続いたり、途中で切れてしまうことがあります。それが出来ないのがチーム戦、最後まで粘り強くプレーすることでゴルフ技術の向上につながります。

石井

そうですね。団体戦を楽しみながら絶対に上手くなることは間違いなしです。
誰のどの1ストロークも気が抜けない。この大会は4名で出場して上位3人が採用され合計スコアで競いますが、合計チームスコアがタイだった場合には4人目の選手のスコアが採用されます。予選カットラインがタイになって4人目が採用されることが多いし、やっぱり4人全員で戦ってるんですよ!

「チーム戦を経験するとゴルフレベルが上がりますね」
〜矢野東〜

矢野東

この大会は4人がバラバラの組みでプレーするのではなく、2人がペアになって同組でラウンドする方式をとっています。その点も面白みのひとつでしょうか?

石井

そうですね。チーム2人でラウンドしていてラインも読み合いもできるわけですから、情報の共有もできてチームで戦ってるという気持ちがより高まりますね。

矢野

4人のチーム戦をしながら、一緒にラウンドするのはチーム2人ですからダブルス競技も味わえるんです。プロにはない競技形式だし、アマチュアの皆さんが羨ましいって思います。

石井忍 矢野東

やっぱり団体戦って面白いですね!

矢野

チーム戦を経験したことがない方にも挑戦してもらいたいですね。
本当に全く新しいゴルフの楽しさを発見できるものです。是非、職場の仲間や同じコースのメンバーに声をかけて色々な目標に向かってチャレンジして欲しいです。
まずは予選通過を目指すも良し、全国決勝へ出場を目指すも良し、最後にはクラブチーム王座を目指しましょう!

石井

日本での団体戦はクラブ対抗(インタークラブ)がありますが、全国大会がないと聞いていますし、出場するには所属クラブの研修会で選手に選ばれないといけない。ある意味敷居が高いと思いますし、仲の良い選手だけではチーム構成できませんよね。
クラブチーム選手権は気の合う仲間を誘って4人でチャレンジできるし、同じクラブや企業から何チームも出場できるメリットがあります。その4人で予選通過や日本一を目指すってすごい楽しいじゃないですか。4人だから練習ラウンドも1組でプレーできるし、試合までのプロセスも楽しいですよね。
是非チャレンジしてみて下さい!

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